約7割の人が対策していない!腸内の「悪玉菌」対策は「ビフィズス菌」がカギ!?

「最近、下痢が治らない」
「便秘にひどく苦しんでいる」
「免疫力が低下した気がする」

今、ドキッとした人はいませんか? もしかすると、その原因は「悪玉菌の増加」が原因かもしれません。
人の腸内には、数百兆個もの細菌が存在しており、体や腸によい働きをするビフィズス菌や乳酸菌などの「善玉菌」と、有害な働きをする「悪玉菌」、良い作用や悪い作用を併せ持つ「中間菌」といった微生物が棲んでいます。

そして、この腸内環境のバランスが、人の健康や長寿に大きく関わっていると言われています。しかし、腸内細菌のバランスや腸内細菌の種類・割合は人によって異なり、食生活や生活習慣、ストレスの有無、年齢などによっても大きく変化。「悪玉菌優勢」な腸内環境になってしまっている人もいるのです。

悪玉菌を減らすために
みんながやっていることとは?

インターネットアンケートで腸内環境に関する意識調査を行なってみました。その結果、「腸内の悪玉菌を減らそうと日頃から意識していない」と答えた人は全体の69.1%に。健康や長寿に影響しているにも関わらず、7割もの人が特別な対策を行なっていないようです。

一方、「意識している」と答えた人は、具体的にどんな行動をとっているのでしょうか?

【悪玉菌を減らすためにみんながやっていること】

【悪玉菌を減らすためにみんながやっていること】

(NEWSY社調べ/回答は複数回答可)

以下、フリーアンサーで寄せられた回答を紹介していきます。

  • ・「ヨーグルトを食べる」(男性/47歳/技術職)
  • ・「ヨーグルトを毎日食べています。そのせいか、とても快便です」(男性/46歳/企画・マーケティング)
  • ・「ヨーグルトを飲んでいる」(男性/48歳/その他)
  • ・「ひたすらヨーグルトを毎日食べる。消費量は半端ないです」(女性/49歳/主婦)

もっとも多かったのが「ヨーグルトを食べる」という回答。腸内環境を良くするという点においては、最初に思いつく選択肢のようです。

人数で言うと、フリーアンサーで回答した59人中30人がここに該当。半数以上という多さになりました。回答を寄せた人の中には、その理由を……

  • ・ヨーグルトを食べるようにしています。「乳酸菌」がお腹にいいと聞いたことがあるので(女性/37歳/主婦)

と述べる人の姿も。
また、固形のヨーグルトだけでなく、ドリンクタイプのものを摂取している人も多く見られることに。忙しい人にとっては、手軽さが魅力ですよね。

野菜の摂取、定期的な運動、
肉を控えるなどの声も

その一方で、発酵食品の摂取や野菜の摂取、定期的な運動などの答えをあげる人も見られました。

  • ・「納豆など、発酵食品をとる」(男性/44歳/営業・販売)
  • ・「野菜を食べる。食べないと途端にお腹の調子が悪くなります」(男性/40歳/その他)
  • ・「お肉の量を減らすこと」(女性/38歳/公務員)
  • ・「油ものを控えるようにしています」(女性/43歳/その他)
  • ・「定期的な運動。食生活以外も大事だと思ってる」(男性/47歳/営業・販売)
  • ・「できるだけ毎日排便する。出ないときでもトイレには入るように」(男性/34歳/技術職)

悪玉菌を減らすことを意識している人の半数以上が「ヨーグルト」に効果を期待していたことがわかった今回の調査結果。
「乳酸菌」の名を口に出す人の姿も見られましたが、でも、じつは腸内環境を整える善玉菌の主役は「ビフィズス菌」であることをご存知でしょうか。

ヨーグルトは本当に
悪玉菌を減らすの?

「ヨーグルト」に関する疑問のアレコレを、詳しい人に聞いてみました。話してくれるのは、森永乳業研究員の岩淵マネージャーです。

――そもそも、「ヨーグルト」って腸内の悪玉菌を減らす効果があるのでしょうか?

岩淵
「はい、あります。とくに一部のヨーグルトに含まれるビフィズス菌は、乳酸や乳酸菌にはつくれない酢酸という有機酸をつくり、悪玉菌の増殖を防いで腸内環境を整え、さまざまな生理機能を発揮します。ビフィズス菌がつくる酢酸には強い殺菌力があり、悪玉菌の繁殖を抑えると考えられています」

――酢酸のチカラについて教えてください。

岩淵
「酢酸には腸の粘膜を保護する作用があります。病原性大腸菌O157に感染した際には、ビフィズス菌がつくる酢酸が腸のバリア機能を維持することで、O157の感染から体を守ることも動物試験で確認されています。

また、腸内でつくられる酢酸は、悪玉菌の増殖を抑えたり、腸の粘膜を保護する機能の他にも、アレルギーを抑制したり、肥満を予防する機能など、腸だけではなく全身の健康状態にも影響することがわかってきています。

なお、酢酸はお酢として飲むこともできますが、お酢は消化の途中で吸収されて大腸まで届かないため、大腸での働きを期待するのであれば、大腸で酢酸をつくるビフィズス菌を増やすことが重要です」

森永乳業 研究員 岩淵マネージャー

森永乳業 研究員 岩淵マネージャー

「ビフィズス菌」は大人になると
劇的に減ってしまう!

「ビフィズス菌」がどのようにして悪玉菌を撃退するのか、「乳酸菌」とはどこが違うのか、おわかりいただけたでしょうか。
しかし、中には「善玉菌って体の中にもともといるんでしょ?」「だったら、無理に摂取する必要はないんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。

ですが、森永乳業の研究では「生後三ヶ月の乳児の腸内にいる菌のほとんど(99%)がビフィズス菌で占められているのに対し、成人(24歳)は11.7%に過ぎない」というデータが出ているのです。その一方で、アンモニアなどの腐敗物質は大幅に増えています。

大人になるにつれて減少するからこそ、「ヨーグルト」などの食べ物から摂取することが大事なんですね。ビフィズス菌の持つ高い殺菌力を利用し、腸内の環境を良好にすることで、健康を目指しましょう。

【調査概要】
方法:インターネット調査(NEWSY社調べ)
調査期間:2017 年7 ⽉7 ⽇〜2017 年7 ⽉14 ⽇
対象:30〜40 代の既婚男⼥191 名

ビフィズス菌

ビフィズス菌

体に良い働きをしてくれるビフィズス菌って、そもそもどんな菌なのでしょう?
腸は、食べ物と一緒に入ってくるウイルスや細菌、腸にすみつく悪玉菌がはびこる危険な場所です。
私たちがいつも健康でいられるのは、ビフィズス菌がそうした敵の増殖を抑えて、おなかの中をいつも安全に保っているからです。
そんな人の健康に欠かせないビフィズス菌について、くわしくご紹介します!

「ビフィズス菌」をもっと詳しく
知りたい方はこちら
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