なんとなくヨーグルトを買っていませんか? 健康促進には「ビフィズス菌入り」のほうが効果的かも

なんとなくヨーグルトを買っていませんか? 健康促進には「ビフィズス菌入り」のほうが効果的かも

健康のために日々、ヨーグルトを摂取している人は多いはず。しかし、スーパーやコンビニの売り場に行くと多くの種類があり、「どれを食べるのがいいんだろう……」と思ったこともあるのでは?

とくに、ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」と「ビフィズス菌」の違いは、裏面を見るだけではなかなかわからないもの。その結果、漠然としたイメージで購入してしまう人も多いでしょう。

ヨーグルトの発酵には乳酸菌が必要になるため、一般的に全てのヨーグルトに乳酸菌は入っています。さらにそれに加えてビフィズス菌が入っているヨーグルトがあります。ビフィズス菌をヨーグルトの中で生かしておくのは高い技術が必要で、じつは一部の限られたヨーグルトにしか入っていないのです。

えっどういうこと?と思われた方、この記事では知っておきたい「乳酸菌」と「ビフィズス菌」の違いをご紹介します。

今までヨーグルトを雰囲気で選んできたという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

「乳酸菌入り」と「ビフィズス菌入り」ならどちらを買う?

最初に、消費者の皆さんがどのような基準でヨーグルトを購入するか調査してみました。

【ヨーグルトを買う場合、売り場に「乳酸菌入り」のものと「ビフィズス菌入り」のものがあったら、どちらを選びますか?】

  • ・乳酸菌入り 53.4%
  • ・ビフィズス菌入り 46.6%
【ヨーグルトを買う場合、売り場に「乳酸菌入り」のものと「ビフィズス菌入り」のものがあったら、どちらを選びますか?】

(NEWSY社調べ)

その結果、「乳酸菌入り」のものを選ぶ人が「ビフィズス菌入り」のものを選ぶ人よりも、7ポイント程度多い結果に。

乳酸菌入りヨーグルトを選んだ理由は?

次に、「乳酸菌入り」を選んだ人にその理由を聞いてみました。寄せられた回答を、タイプごとに紹介していきます。

(1)なんとなく乳酸菌のほうが体にいいイメージがあるから

  • ・「こちらの方が腸に効き目がありそうだから」(女性/39歳/主婦)
  • ・「自分でも理由はわからないが、乳酸菌のほうがいいイメージがある」(女性/42歳/主婦)

(2)聞き馴染みがある

  • ・「乳酸菌のほうが馴染みがある」(女性/34歳/公務員)
  • ・「最近よく聞くから」(女性/38歳/主婦)
  • ・「聞き覚えがある。カタカナの言葉は覚えにくい」(男性/38歳/コンピュータ関連技術職)
  • ・「ビフィズス菌は名前は知ってるけど、何に効果があるのかあまり知らないから。乳酸菌は腸の調子がよくなりそうだから」(女性/31歳/主婦)

(3)語感など

  • ・「なんとなく漢字がぎっしりだから」(女性/40歳/主婦)
  • ・「響き的にビフィズス菌よりも乳酸菌のほうが体に良さそう」(女性/37歳/主婦)

(4)その他の回答

  • ・「腸に優しいのがいいから」(男性/45歳/その他)
  • ・「おいしそう」(男性/42歳/研究・開発)
  • ・「乳酸菌、というと色んな菌が入ってそうだから」(女性/32歳/主婦)
  • ・「違いがよくわからないから適当」(女性/45歳/主婦)
  • ・「善玉菌が増えるから」(男性/46歳/営業・販売)

ほとんどの人が「なんとなく」のイメージで選んでいることがわかります。せっかく健康のために摂取しているのに、雰囲気で選んでいる人が大半のようですね。しかしこれ、じつはとっても勿体無いことかもしれないんです。

「乳酸菌」と「ビフィズス菌」
の違いってなに?

では、実際のところ、「乳酸菌」と「ビフィズス菌」にはどんな違いがあるのでしょうか?そして、健康のためにはどちらを選ぶのが好ましいのでしょうか?森永乳業研究員の岩淵マネージャーに話を聞きました。

――乳酸菌とビフィズス菌の違い(性質や摂取することで期待できる効果、数の多さなど)を教えてください

岩淵:
「ビフィズス菌の大きな特徴は、ヒトの腸内にもっとも多くすんでいる有用な菌であることです。

そもそも、人の腸内には数百兆個もの細菌が存在しています。いわゆる『腸内フローラ』というもので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?これは細菌が腸内にびっしり生息している状態がまるで植物が群生する花畑([英]flora)のようであったことが、その呼び名の由来です。

この腸内フローラは体全体の健康に大きく影響しているのですが、彼らの活動の主な舞台は大腸。そして、その大腸で悪玉菌と戦ってくれる腸内フローラの中心的な存在こそがビフィズス菌なのです。その理由は、『ビフィズス菌』と『乳酸菌』の割合の違いにあります。実は大腸の善玉菌である、ビフィズス菌と乳酸菌の割合は、なんと99.9%がビフィズス菌で、0.1%が乳酸菌なのです。(※1)

森永乳業では、赤ちゃんの粉ミルクの開発から、健康な赤ちゃんの腸内フローラを研究していく中でビフィズス菌に注目しており、50年近くビフィズス菌の研究に取り組んでいます。
1960年代に発見されたビフィズス菌BB536は、整腸作用をはじめとして、感染防御作用、アレルギー予防作用、発がん予防作用など、数多くの機能性が報告されています。」

森永乳業 研究員 岩淵マネージャー

森永乳業 研究員 岩淵マネージャー

「なんとなく」ではなく、健康への効果で購入を

ビフィズス菌のスゴさがわかったところで、アンケートモニターの皆さんにもどちらを選ぶのか、もう一度アンケートを実施。

【大腸内に棲むビフィズス菌と乳酸菌の割合は、なんと99.9%がビフィズス菌で、0.1%が乳酸菌という事実があります。このことを知った今、今後はどちらが入ったものを優先的に購入していきたいですか?】

  • ・ビフィズス菌入り 72.3%
  • ・乳酸菌入り 27.7%
大腸内に棲むビフィズス菌と乳酸菌の割合は、なんと99.9%がビフィズス菌で、0.1%が乳酸菌という事実があります。このことを知った今、今後はどちらが入ったものを優先的に購入していきたいですか?

(NEWSY社調べ)

その結果、「ビフィズス菌」を選んだ人は4分の3にまで上昇することに

詳しく知らない分、CMの印象や断片的に見聞きした情報で選んでしまいがちなヨーグルト。しかし、せっかく購入するのであれば、その性質や効果を知って、「どれが本当に健康にいいのか?」を理解した上で選ぶのが好ましいと言えるでしょう。

(※1) 乳酸菌をLactobacillus(乳酸桿菌)に限定した場合。

【調査概要】
方法:インターネット調査(NEWSY社調べ)
調査期間:2017年7月7日~2017年7月14日
対象:30〜40代の既婚男女191名

ビフィズス菌

ビフィズス菌

体に良い働きをしてくれるビフィズス菌って、そもそもどんな菌なのでしょう?
腸は、食べ物と一緒に入ってくるウイルスや細菌、腸にすみつく悪玉菌がはびこる危険な場所です。
私たちがいつも健康でいられるのは、ビフィズス菌がそうした敵の増殖を抑えて、おなかの中をいつも安全に保っているからです。
そんな人の健康に欠かせないビフィズス菌について、くわしくご紹介します!

「ビフィズス菌」をもっと詳しく
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