腸内細菌のバランスを崩す食生活に注意!

腸内細菌のバランスを崩す食生活に注意!

野菜などを食べず肉類に偏った食事をすると、体にどんな影響がありますか?肉類はたんぱく質や脂肪等の栄養素が豊富に含まれる食べ物ですが、過剰に食べると腸内で悪玉菌が増加するなど、腸内細菌のバランスが崩れます。こうした腸内環境の悪化を放っておくと、腐敗産物の増加などがおこり、大腸の病気になるリスクが高まるのです。また、腸内環境の悪化は腸から離れた臓器の病気にも関係し、おなかだけでなく体全体に影響を及ぼします。普段から、バランスのよい食生活を心がけ、腸内環境を良好に保ちましょう。

いつのまにか
腸が老化していませんか?

【腸年齢のチェックテスト】

〈生活習慣編〉

  • □排便の時間は決まっていない
  • □タバコをよく吸う
  • □オナラが臭い
  • □肌荒れや吹き出物が悩み
  • □顔色が悪く、老けて見える
  • □運動不足が気になる
  • □寝つきが悪く、寝不足
  • □ストレスをいつも感じる

〈食事編〉

  • □朝食を抜くことが多い
  • □朝はいつも忙しい
  • □外食は週に4回以上
  • □野菜不足だと感じる
  • □肉が好き
  • □牛乳や乳製品が苦手
  • □いつもアルコールを多飲する
  • □食事の時間は気にしていない

〈トイレ編〉

  • □いきまないと便が出ないことが多い
  • □排便後も便が残っている気がする
  • □便が硬くて出にくい
  • □コロコロした便が出る
  • □便の色が黒っぽい
  • □出た便が便器の底に沈みがち
  • □便が臭い

当てはまった数による「腸年齢」の判定は以下の通りです。

4個以下腸年齢=実年齢

あなたの腸年齢は実年齢と同じくらいか、それより若く、理想的といえるでしょう。とはいえ、腸内の環境はちょっとしたストレスや生活習慣の乱れに影響されるので、油断は禁物です。

5~9個腸年齢=実年齢+10歳

まずまずの腸内環境と言えますが、これ以上実年齢との開きが出ないよう、生活の改善を。

10~14個腸年齢=実年齢+20歳

老化が進行して危険な状態。すぐに食事や生活習慣を改善すべきです。

15個以上腸年齢=実年齢+30歳

あなたの腸年齢はすでに高齢者並み。食事、運動などすべての生活習慣を見直す必要あり。

〈出典〉
『一生医者いらずの菌活のはじめ方』辨野義己著/マイナビ

腸からの赤信号?!「便」と「肌」にあらわれる腸内環境

腸内環境の悪化が招く、便秘や病気のリスク

悪玉菌が増えた腸内フローラ

小腸の終わりから大腸にかけては腸内細菌が多く棲みついています。そこには、ビタミンや酢酸等、人にとって良い作用をする物質を作り出す善玉菌と、腐敗産物など悪い作用をする物質を作り出す悪玉菌、両方の性質を持つ日和見菌がせめぎあっています。腸内細菌のバランスが崩れ、腸内環境が悪化すると、腸のぜん動運動が低下し、スムーズな排便ができなくなるなど、便秘がちになります。便は腸の健康状態を知らせるサインです。さらに、腸の中にいつまでも便が残っていると、腸内の腐敗産物が増加し、腸が病気になるリスクを高めます。様々な腸の病気が腸内環境の悪化と関連することが示されているのです。

肌は腸の鏡?腸内環境の悪化でできる、吹き出物や肌荒れ

腸内環境の悪化は、肌表面にもその影響があると言われてきました。腸内環境が悪化し、便秘になると、腐敗産物であるフェノール類やパラクレゾールなどが腸内に蓄積されます。それらが血液に吸収され、全身にゆきわたると、肌のトラブルを招きます。実際に快便の人と便秘の人を対象に調査を行ったところ、便秘の人は乾燥やにきび、吹き出物などの肌トラブルが多いことがわかりました。便秘が原因の肌荒れもあるということを覚えておきたいですね。

腸内バランスを整えて、
腸内環境を改善しよう

腸内環境改善の第一歩は食生活から

腸内環境改善の第一歩は食生活から

腸内環境の改善には食生活を変えることが有効な手段のひとつです。まずは、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を含んだ食品を食べると良いでしょう。ビフィズス菌や乳酸菌には、実はさまざまな種類の菌が存在し、異なる働きを持っています。さらに、善玉菌のエサとなる糖の仲間や食物繊維を含んだ食品を食べるのもおすすめ。善玉菌が糖や食物繊維を食べることで増えていくからです。この糖にもいろいろな種類があり、オリゴ糖など大腸まで届くものを選ぶとよいでしょう。

善玉菌の代表「ビフィズス菌」とそれを増やす「ラクチュロース」

森永乳業は、1971年に日本で初めてビフィズス菌を乳製品へ応用することに成功したメーカーです。その後もビフィズス菌の研究を続け、さまざまな種類の菌を保有しています。なかでも「ビフィズス菌BB536」は、数多くのビフィズス菌の中から選ばれた存在。整腸作用だけでなく、感染症の予防、アレルギーの抑制などさまざまな働きがあります。

善玉菌の代表「ビフィズス菌」とそれを増やす「ラクチュロース」

太り気味な人におすすめしたいのが「ビフィズス菌 B-3」。動物実験により、内臓脂肪と皮下脂肪の減少が確認されています。そして、赤ちゃんに摂ってほしいのが「ビフィズス菌M-16V」。低体重で生まれた赤ちゃんの発育促進や感染症の予防、ミルクアレルギーによるアトピー性皮膚炎の赤ちゃんの症状緩和が確認されています。また、糖のなかでも、「ラクチュロース」は、大腸まで届くオリゴ糖の一種で、ビフィズス菌を増やす効果で知られています。もともと自分の大腸にいるビフィズス菌を増やすことで、腸内の環境を良好にして、おなかの調子を良くします。これらの成分が入った食品で、腸内フローラのバランスを良くし、腸から健康になりましょう。

〈参考文献〉
『一生医者いらずの菌活のはじめ方』辨野義己著/マイナビ

ビフィズス菌

ビフィズス菌

体に良い働きをしてくれるビフィズス菌って、そもそもどんな菌なのでしょう?
腸は、食べ物と一緒に入ってくるウイルスや細菌、腸にすみつく悪玉菌がはびこる危険な場所です。
私たちがいつも健康でいられるのは、ビフィズス菌がそうした敵の増殖を抑えて、おなかの中をいつも安全に保っているからです。
そんな人の健康に欠かせないビフィズス菌について、くわしくご紹介します!

「ビフィズス菌」をもっと詳しく
知りたい方はこちら

ラクチュロース

ラクチュロース

ダイエットや健康の観点から「糖分は出来るだけ避けたい!」と思い込んでいませんか?糖分には様々な種類があり、中でもミルクから作られるラクチュロースは、自分のおなかの中にいるビフィズス菌を増やして、腸内環境を良好にしたり、カルシウムの吸収を助けたりします。あなたもラクチュロースの働きを知って、毎日の健康に役立ててみましょう。

「ラクチュロース」をもっと詳しく
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